Tさん 女性 30代 年収260万円 職業:アルバイト(勤務歴2年)
Tさんはお子様お一人のシングルマザーでした。
当初お住まいの物件は離婚した際に親子2人で住む為の家として借りた部屋でした。
ゆっくり探す余裕も無く、お子さんの通う学校から徒歩30分ほど掛かる物件でした。
(学区外でしたが、お子さんの希望により転校はしなかったそうです。)
2階建ての木造アパートの2階で、普通に生活しているだけで下の階の方から足音が気になると注意された経験もあったようで、とてもストレスを感じていたそうです。
お子様の為に生活環境を変えてあげたいという気持ちともし自分が働くことが出来ない状況になったら…など、将来への不安を多く抱えていらっしゃいました。
住宅購入を考えてというより、今の不安を少しでも減らす方法はないかと思いご相談にいらっしゃいました。
私自身も母子家庭で育ち、同じような経験をしていた事もあり、かなり感情移入してしましました。
その方へはもしご本人が働くことができなくなった場合、保証会社が住宅ローンを弁済してくれる事、月々の賃貸の支払いと同等の金額で住宅ローンが組める事など、様々なメリットと共にデメリットも説明致しました。
Tさんはとても熱心に説明を聞いて下さり、住宅購入を決心されました。そこから、住宅ローンを組む際も様々な苦労があり、通常の3倍ほどの期間(2週間)が掛かりましたが、無事住宅を購入して頂く事が出来ました。
現在はお子様の学校までも近くなり、鉄骨造で前の家より5㎡程広い家に親子二人で生活されています。
住宅購入された事により、仕事も子育ても頑張ろう!と少し前向きな気持ちになることができたとおっしゃって下さいました。